2019年10月9日にノーベル化学賞を受賞された吉野彰氏の笑顔がかわいいと話題となっています。また、記者会見で語った子供の頃に出会った1冊の本。「ロウソクの科学」が売り切れるほどの大人気で話題になっています。ノーベル賞を受賞した吉野彰氏とは?吉野彰氏の愛読本「ロウソクの科学」についてまとめてみました。
もくじ
ノーベル賞を受賞した吉野彰氏とは?笑顔が可愛いと話題!
吉野彰さんは旭化成の名誉フェローでリチウムイオン電池の開発に貢献された方です。
日本出身の(外国籍も含む)ノーベル賞受賞者は吉野彰さんで27人目で、世界で6番目に多いそうです。
平成に入ってからのノーベル賞受賞者は19名で、吉野彰さんは、令和初のノーベル賞受賞者ですね。
記者会見も吉野彰さんの人柄がにじみ出るようなにこやかな会見で、その中で子供の頃に出会った1冊の本について語られました。
他にも、頭が柔らかいことと最後まであきらめないことの重要さも語ってみえました。
そんな吉野彰さんは笑顔が可愛いと大人気です。
吉野彰さん「研究者は頭が柔らかくないといけない。それとは真逆で、しつこく最後まであきらめないことも必要」https://t.co/irHgFgitQ7#ノーベル化学賞 #ノーベル賞
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 9, 2019
記者会見の動画もありましたのでまだの方はぜひ見てみて下さいね。
本当に笑顔が素敵で癒されます。
ノーベル賞を受賞した吉野彰氏の子供の頃に読んだ本とは?
小学4年生の時に、担任の先生に勧められて読んだ本、「ロウソクの科学」に影響されて科学に興味を持ったと話しています。
イギリスの化学・物理学者、ファラデーの講演録で、わかりやすいように語りかけるような丁寧な語り口の本です。
吉野さんは子供の頃、河原でキャンプをした時に、水中に石を入れたまま運ぶと「軽くなる」と言うと「それはアルキメデスの原理だよ」と先生に教えられ、科学と実際の生活の結びつきを身近に感じた体験を語っていました。
吉野彰氏の愛読書「ロウソクの科学」の内容とは?
吉野彰氏の運命を変えたとも言える「ロウソクの科学」とは一体どんな内容なのか調べてみました。
- ロウソクの炎について 炎の源や構造 、流動性、 明るさについて
- 炎の明るさについて 燃焼の為の空気の必要性 や水の生成について
- 生成物として燃焼からの水について 水の性質 、化合物、水素について
- ロウソクの中の水素について 燃えて水へ 、水の他の部分 、酸素
- 空気の中の酸素について 大気の性質 やその特徴 、ロウソクからの他の生成物 、炭酸と炭酸の性質
- 炭素または炭について 石炭ガス 、呼吸と燃えるロウソクの類似点、結論
こう書くと、こんな難しそうな本を小学4年生で出会って、人生を捧げることになる科学に興味を持つなんて、ノーベル賞受賞者はやはり一般人とは違うなぁと思てしまったわけですけど、児童書なので子供にも分かりやすく書いてあるのではないかと思います。
1本のロウソクに科学の魅力 化学賞で脚光の本、増刷へhttps://t.co/AMuqEm0tW1
「子ども心に、化学っておもしろそうだなと思った」。ノーベル化学賞の受賞が決まった吉野彰さんが研究者を志したきっかけに挙げた一冊の本が、再び脚光を浴びています。 pic.twitter.com/pQJGLlTcue
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) October 15, 2019
ツイッターをのぞいてみると読んだことある人割と多そうです。中身は忘れてしまったという声が多いですが(笑)
やはり刺さる人とそうでもない人がいるのですね〜。
最近何かと話題の本「ロウソクの科学」。
ノーベル賞受賞者の多くが読んでいるとか…僕も昔読んだが未だノーベル財団から受賞の連絡は無い……。
本の内容は…忘れた。#ロウソクの科学 pic.twitter.com/SFFHIqdJrH— はぎわら:TakashiHagiwara (@thag25) October 11, 2019
吉野彰氏のノーベル賞受賞の影響で「ロウソクの科学」増刷!
ことしのノーベル化学賞の受賞が決まった吉野彰さんが会見で「科学に興味を持つきっかけとなった」と紹介した本が、増刷されることになりました。https://t.co/IJfeXoD6Hu
— NHK科学文化部 (@nhk_kabun) October 10, 2019
「ロウソクの科学」は吉野彰氏効果で増刷になったようで、書籍版は今も手に入りにくい状態ですが、10月末には入荷するようですね。
すぐ読みたいという方はKindleならすぐに読めますよ。
やはり本がよいという方はこちらから購入可能です。今は在庫がないようですが、10月末には入荷するようですよ。
古い本なのでいろんな人が本訳していて岩波文庫、角川文庫、旺文社文庫、講談社文庫など いろんなバージョンが売られています。
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マンガ風のものもありますよ。お子様にはが入りやすくて読みやすいかな?
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まとめ
吉野彰氏の可愛い映画についてや吉野彰氏の少年時代の愛読書「ロウソクの科学」についてご崩壊しました。「ロウソクの科学」は多くの人に読まれて、身近な生活そのものが科学だと気づいて、人類の進歩や環境問題に取り組めるような科学者が日本からもっとたくさん出るといいですよね。わが子よ、科学に目覚めてくれたまえ。
吉野彰さん、この度はノーベル化学賞受賞、おめでとうございます。